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2020. Jan.5

何をどう感じたって大丈夫!

こんにちは、A. E. カンパニーの井口です。

以前、出かけた先で友人とお茶していたところ、そのお店に2組の若いお母さんとそのお子さんが来ました。

そのうちの1人のお母さんは、見た目恐らく20代前半?で金髪の美人さんでした。

おそらくはママ友同士で来たのでしょうが、そのお母さんはずっと表情が硬かったです。

お子さんは3歳くらいだったでしょうか。まだ小さい子でした。

特にそのお子さんが目立って悪さやいたずらなどをしていたようには見えなかったのですが、お子さんがジュースをこぼしたとか何か机の下に落としたとか何かあるたびに、お母さんはものすごく棘のある言い方と声のトーンでお子さんに注意していました。

顔もきれいで無表情なだけに、怖い!

その勢いは、周りのお客さんの空気がさーっと引いていくほどのものでした。

楽しい雰囲気が瞬間ピリッとしたのを皆感じているようでした。

私も聞いていて、この母子関係はいったいどうなんだろう……とか考えたり、なんとなく周りの空気感も感じて落ち着かないなあとヒヤヒヤしていました。

そこで私、自分が本当に感じていることは別にある!とふっと気づきました。

実際の私は、そのお母さんが持ち込んだイライラした空気に感化されて、この状況に一緒にイライラしていたのです。

だけれど、瞬間的に“こういうときに人に対してイライラするのはよくない”、と勝手に頭が反応してしまったようでした。でもイライラしていたのは事実です。

「あ、私イライラしてる」と気づいた瞬間、そのイライラ感はすーっと消えました。

自分を冷静に感じられるようになり、周りも冷静に見られるようになったことで、むしろ「お母さん若いしきっと子育て大変なんだろうなあ」なんていう気持ちまで湧いてきたりして。

もし、この湧きあがったイライラ感を無視し続けていたら、こうやって記事にするほど気持ちを消化できていなかったでしょうし、「あのお母さん嫌な感じだったな」という感覚は残り続けていたでしょう。

漠然としたイライラ感に飲み込まれて、なんとなくずっともやもやしたままだったのではないかなあと思います。

そして、別にイライラしたって私の自由だし、イライラしちゃいけないことはないわけです。

むしろあの状況で、何も感じない方がちょっと不思議です。

誰かにそのイライラをぶつけるわけでもないし、そのお母さんに食って掛かるわけでもないし、ただ、イライラしている自分がいるなーっていう事実があるだけです。

特にこういうイラッとしたりムカッとした怒りの感覚や悲しい気持ちって、感じちゃダメ!という風に抑えがちなクライエントさんが経験上結構いらっしゃるなあと思います。

でも、正しく気持ちを感じないと、自分の今の状態もわからないし、結果次のステップにはなかなか進めなかったりします。

何にでも怒ったり悲しんだりすればいい、ということではなくって、世の中には「正当な怒り」や「正当な悲しみ」というものがあるのです。

“そんなことあったら怒って当然だよね、悲しくて当然だよね”というものです。

それを無視せず、ちゃんと感じていいんだよ!と自分を許してあげること。

それができてくると、一段階ラクになっていきます。

あのお母さんとお子さんがその後楽しく過ごしていることを願います。

本日もお読みいただきありがとうございました!


センター北駅徒歩3分 合同会社A. E. カンパニー
カウンセリングルーム「E room」
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-37-6 セントラルヴィラ501


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