こんにちは。

A. E. カンパニーの照屋です。

みなさんは、やらないといけない事がある時、すぐに取り掛かりますか？

それとも、「面倒だから後でやろう」と、後回しにしてしまいますか？

やるべきことを、後回しにすることは心理学的には「先延ばし行動」と言ったりします。

はい、何を隠そう私も「先延ばし癖」がございます。

仕事においても、時間をかけて作成する必要がある文書は「後でゆっくりやろう」と先延ばしにしたり、家事だったら普段は掃除しないような場所が汚れているのに気づいても、「週末時間がある時にやろう」などなど。

先延ばし癖が染み付きすぎていて、もはや無意識でやっていることも多いのではないかと思います。

弊社の上司には、やるべきことは先延ばしにしないこと、気がついた今、その瞬間に「やる」ということが大切である、ということを何度となく教えてもらいました。

おかげで、ここ1年〜2年で以前に比べると先延ばし癖をやめるようになって来ましたが、ここ1、2ヶ月は特に意識して生活してみるようにしました。

先に延ばす時に、頭に浮かんでくるのは、だいたい「面倒くさい」「今は時間がない」といったセリフです。

その時、やるべきことに取り組むことは、その瞬間は、とてもエネルギーのいることのように感じます。

ですが、「先延ばし癖」を止めるように意識し始めて感じるのは、先延ばしにした結果、時間が経過してやっとそのことに取り組もうと思ってやり始めると、最初の時よりそっちの方がよっぽどエネルギーを使う、ということです。

最初にやるべきことに気がついた時は、一応気になっているので、多少はやる気があるのです。

ですが、先延ばしにして最終的にやろうとする時は、だいたい締め切りとか、やらざるを得ない状況が発生してからやるので、自分のやる気というよりも、外的な要因によってどうにかこうにか取り組める、という状況です。

そうすると、私のやる気云々ではないので、かなり自分を奮い立たせて、エネルギー使ってやろうとします。

やるべき事は同じはずなのに、先延ばしにする事で、使うエネルギーが増えてしまうのです。

そうすると、疲れも増えるし、モチベーションが低いから時間もかかってしまうかもしれません。

最近思うのは、先延ばしにせず気になった時にやってみると、案外大したことでは無かったと思うことが多い、ということです。

自分で勝手に「大変なこと」「面倒くさいこと」と決めつけていただけで、実際はそうではない、という事の方が多いのかもしれません。

何より、やるべき事を先延ばしにしてしまった時、ずーっと頭の片隅に「あ、あれやらなきゃな」という気持ちがあります。

気がかりなことがずーっとあると、毎日ちょっとずつそこにエネルギーを使ってしまいます。

気がかりな事が無くなるだけでも、とても気持ちが楽になり、元気になります。

そして、「先延ばし癖」を止めてみると、不思議と自分に時間が沢山あるように感じます。

大きく生活スタイルが変わった訳でも無いですし、やることは減ってないのに不思議なものです。

きっと、やるべき事をやるべき時にやると、効率も良いのかもしれません。

そうすると、余白の時間が生まれて、時間が沢山あるように感じているのだと思います。

また、「先延ばしにしなかった」という体験は、自分の自信にもつながりますし、その自信が次のやるべき事が生じた時に、「すぐにやる」というエネルギーにも繋がっているので、一度やり始めると良い循環が生まれる気がします。

やるべきことが多くて忙しい、時間が無い、と感じていらっしゃる人ほど、「アレも、コレもやらなきゃ」、とやるべき事が後回しになってしまいやすいかもしれません。

ですが、多忙な人ほど、先伸ばしにせず気になった時にどんどんやる、を実践してみると、思った以上に時間や余裕が生まれて来るかもしれませんよ。

まだまだ私も、先延ばし癖が完全に無くなったわけではありませんが、引き続き自分自身の「先延ばし癖撲滅キャンペーン！」に取り組んでいきたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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