こんにちは、A. E. カンパニーの井口です。

私は、友人の数は（一見多そうに思われるのですが……）それほど多い方ではないと思います。
その分友人は少数精鋭で、皆本当に個性豊かです。
私も人数が多くない分皆の個性がよく見えるし、個々人といいお付き合いをさせてもらえてるなあとしみじみ思います。

友だちっていうのは、間違いなく量より質重視ですよね！！
と、特に若い人たちに声を大にして伝えたいものです。

単なる社会性でのお付き合いなんて、仕事などで必要があれば話は別だけれど、普通は楽しいもんじゃないです。
自分が楽しめていないのに無理して相手に付き合うなんて、絶対しんどいですよね。

以前お会いしていたクライエントさんで、ご自身の小学生のお子さんに友だちが少ないことをとても心配していらっしゃる方がいました。
友だちがいないわけではないんです。少ないことが心配だそうなんです。

でも、話を伺うと、そのお子さんは友だちが少ないことに全く困ってはいない様子（ここでもし、お子さんに「友だちがもっとほしいのにできない」という気持ちがあれば話は変わります）。
私から見ると、その子のことを理解してくれ、趣味や気が合う少数の友だちと親密な関係を持っていることが、その子の心の安定をもたらしているように思われました。

そのクライエントさんは、ご自身がとてもアクティブで社交的な方でした。
恐らくご友人も多いのでしょう。

だから、お子さんの持つ人間関係の価値観がご自分のものと全く相容れず、「この先の人生がつまらなくなってしまうのではないか」、「将来、自分のように友人関係を楽しめないのではないか」と思ってしまわれたようでした。

しかし、その人にとっての楽しい関係性は、人それぞれ。

たくさんの友人とワーッとやるのが楽しい人、少ない人数でこじんまり集まるのが好きな人、あるいは実は独りで過ごすことが至高だという人、いろいろですよね。

いろいろでいいんです。友人の多寡は全く問題ではなく、むしろ多様性があるべきです。
「♪友だち100人でき……」なくって、全然いいんです。
今の環境が無理なく楽しく、質の良い関係性が築けていれば、それでいいんです！

私たちが人間である以上、“人間”関係は絶対について回ります。
身近な家族やお店の店員さんやネット等も含めて、全く人と関わらないことは難しいです。
だからこそ、自分が本当はどんな人付き合いを持ちたいのか、今が本当に楽しいと感じられているのか、「なんかちょっと人付き合いに疲れちゃったな」と思った時は、一旦立ち止まって振り返ってみることをおすすめします。

本日の写真ですが、猫って、集団でいたかと思うと一匹になったり、人にも擦り寄ったかと思えばサッと離れたり、本当に自由ですよね。
猫のそんなお気楽さ、お手本にしてみませんか？

本日もお読みいただきありがとうございました！

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