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カウンセリングの受け方のコツ!?②
こんにちは、A. E. カンパニーの井口です。
前回の続きになります。
カウンセラーショッピングという言葉を以前使いましたが、そういう言葉が専門的にあるわけではありません。
診断や治療法に納得がいかなくて、主治医を次々と変えるドクターショッピングという言葉は聞いたことがありますか?
それのカウンセラーバージョンと考えていただければ。
そう、そのカウンセラーショッピングはメリットないですよ!
むしろそうしちゃっていることに気づくことが重要ですよ! ということが言いたいのです。
とにかくカウンセラーの対応に納得がいかなくて、次から次へと新たなカウンセラーを探し、次々に会う。
でもそれでも納得いかず、以下繰り返し。
そんな情景をイメージしていただければと思います。
そういう場合、確かにカウンセラーのスキル不足だったり、人間として相性が合わなかったりということは、十分にありえることだと思います。
でも、それはあっても1、2回、どんなに多くても3回連続が関の山でしょう。
もしも「このカウンセラーは合わない!」と感じることがあまりにも何度も続くのであれば、一度「あれ? どうしてだろう?」とご自分を振り返ってみることをお勧めします。
ヒントとして、こんな物語をイメージしてみてください。
Aさん、女性、30歳独身。
そろそろ結婚したい。婚活しようとは思っているが、実は以前から会社の同僚Bさんのことが異性として気になっている。
Bさんのことがどうしてもちらついてしまい、婚活に踏み切れないのが本音だ。
そんなAさんはある日、藁をも掴む思いで占いに行き、Bさんとのことを占ってもらった。
しかしそこで出た結果は、『実らぬ恋、早くあきらめなさい』というもの。
Aさんはその結果に大きなショックを受け、「いや、そんなはずない!」と思い、その足でほかの占い師のところへ行ってみた。
が、しかしそこでも『縁はないものと思え』という結果が出てしまった。
数日間そのショックを引きずりつつも、結果が受け入れられないAさん。
その後雑誌の占いやおみくじでも、明るい結果は出ない。
そんなとき友人から、当たると評判の占い師の情報を聞きすぐに行ってみたが、残念ながらまたしても『運命の相手ではない』という結果が出てしまった。……
さて、このAさんは占いに何を求めていたのでしょうか?
Aさんは、『Bさんとは絶対にうまくいく!』ということを占いで言ってほしかっただけなのです。
自分が欲しい言葉が聞けなくて、占いをどんどん渡り歩いて行ったのです。
おそらくはここで出てきた占い師さんたちは、Bさんとはうまくいかないと言ったとしても、何かしらの助言はAさんに対してしていたはずです。
例えば、Bさんのことは忘れて、早く婚活するといい人が見つかるよ、とか。
でも、Aさんは自分が欲しい言葉が聞けなかったから、大事な助言も全部スルーしてしまったのです。
これと同じことが、カウンセラーショッピングでも起こっている可能性があります。
こうやって言ってほしいと思う助言をもらえなかったということもあるでしょうが、本当は核心をつかれたのに、そこに触れてほしくないからそのカウンセラーを拒否してしまったとか、自分が相談しようと思っていたこと以外のことを突っ込まれたのが嫌だったからとか。
もしそのようなことが続くのであれば、カウンセラーを変える前に一度立ち止まって見て、その不快だった気持ちやショックだった気持ちを是非カウンセラーさんとシェアしてください。
そしてご自分でも「なんでそう思っちゃったんだろう?」と考えてみてください。
そこに、今後を考える上での何か大きなヒントが隠されているはずです。
何かのご参考になれば幸いです。また続編を書くかもしれません。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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