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2020. May.25

発達面の特徴+性格+環境=∞

自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)などの発達障害ですが、同じ障害の名前を持っていても、人によって全く異なった特徴が表れることがあります。

例えば同じASDであっても、ある子はとても大人しく目立たないタイプで、ある子は言動が派手で何かと目立ってしまう、という一見両極端な様子が見られることがあります。

なので、一般的な発達障害の本を見ても「うちの子にはこの情報は活かせないなあ」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

それは、私たち自身の状態が発達的な特徴だけで成り立っているのではなく、元々持っている性格や育った環境など、様々なことの影響を受けているからです。

人の性格は、ご存じのとおり十人十色です。
穏やかな人、活発な人、明るい人、気の強い人、せっかちな人、などなど。

そして、育った環境も同じく十人十色。
家族構成、保護者の方の職業、きょうだいの有無、住んでいる街や家、などなど。

同じ特徴を持っているように見えても、実際は全く同じお子さんなんていないですよね。

ですので、お子さんへの支援の方法を考えるときには、発達障害や発達の偏りという既存の枠組みで見るだけではなく、それぞれの性格や環境をプラスして考える必要があります。
もちろん、本に載っているような対応で十分効果的、ということもたくさんあると思います。
でも、お子さん自身の持つ様々な特徴をプラスαして考えてみると、保護者の方にとってもお子さんにとっても取り組みやすく、より効果的な対応方法が見つかるかもしれませんよ。

そのためには、是非気軽に専門家の力を借りていただきたいなと思います。
専門家がお子さんを見ると、「この子はこの部分の発達が飛び抜けて強すぎるから、他の部分をしっかり伸ばすことでバランスを取っていこう」とか、「ただの発達の問題と片付けてしまわずに、人との関わりを丁寧にサポートしながら思いやりの力をつけていこう」などお子さんに合わせた具体的でオーダーメイドな対応策を、保護者の方と一緒に考えることができます。

“発達障害”や“発達の偏り”という枠組みを超えて、正しくお子さんの状態を理解することで、工夫できることや可能性が増えていきますし、そうすると未来の選択肢も無限大に広がって行きます!

本日もお読みいただき、ありがとうございました。





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