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片付けで「足るを知る」
こんにちは。
A. E. カンパニーの照屋です。
前回、片付けに関する記事で、自分の部屋を整理したい時は、まず持っている物を整理したり、処分したりすることから始めることがオススメです、と書かせて頂きました。
さて、最近は気温も上がって、服装もすっかり夏物になりましたね。
私のクローゼットがまだごちゃごちゃだった頃、季節の変わり目にクローゼットを見ていつも思うことがありました。
「あれ?去年のこの時期、何着てたんだっけ?」
「こういう季節にちょうど良い服が見当たらないなぁ。」
「この時期に着る服足りないから、買った方が良いかも」
「新しい洋服欲しいなぁ」
というアパレル業界の思惑どおり(?)思考を毎シーズンしていました。
毎年、洋服は買っているはずなのに、季節が変わるたび、洋服な足りないような感覚になり、新しい服に対する物欲がムクムクと湧いてくる、といった感じです。
ですが、整理整頓を本格的に始めるようになって思ったのは、
「私って洋服いっぱい持ってるな」
「しかも全然全部をうまく活用できてないな」
ということでした。
整理すると、
「あ、こんな服あったんだ」
「あ、そっか、これも最近着てないから着なきゃなぁ」
という洋服が結構出てくるのです。
そうすると、
「こんなにいっぱいあるなら、まだ買う必要ないな」
という気持ちに徐々になっていきました。
しかも、整理しながら、あまり着ていないけど、これはやっぱり着ないな、と思う物は泣く泣く処分したり、友人にあげたりしました。
新しいのに処分するのは心苦しいし、もらい手を探すのは案外手間がかかるものです。
そうすると、こんなに洋服を整理したり処分したりするのが大変なら、買う時にもっと本当に必要がどうか考えて買おう、と思うようになりました。
整理できていない時は、私は「自分が沢山持っている」ということすら気づいていなかったんです。
ですが、整理して物を減らしてみると、逆に、自分が必要なものを十分持っている、ということに気づき、「欲しい、欲しい」の欲してばっかりのループから抜け出せたように思います。
人間の心は不思議なものです。
自分にあるものをしっかり見ようとせず、自分にない物を見ようとしがちなのかもしれません。
今回は、洋服の例ですが、私たちは物に限らず、自分が既に持っていて自分を支えてくれている存在がたくさんあるはずなのに、それを忘れてしまいがちです。
例えば、健康であること、仕事があること、家族がいること、友人がいること、平和な生活をできていること、等など。
それらが在るということを意識して、それに感謝をするということができると、自分が幸せであるということを感じることができ、満たされた毎日を送れるのではないでしょうか。
それには、クローゼットの整理整頓と同じで、心の整理整頓も必要なのだと思います。
雑多な毎日を送っていると、そういう当たり前の存在に感謝をする、ということはなかなか難しいし、こう書いている私も意識しないとすぐに忘れてしまいます。
人間の「慣れ」や「忘れる」という機能は結構強力です。
だからこそ、自分の心を振り返り、整理していくということが大切なのだと思います。
弊社では、様々な方の心の整理整頓のお手伝いをさせて頂き、皆さまの充実した毎日を支えるお仕事をさせて頂きたいと思っております。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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センター北駅徒歩3分 合同会社A. E. カンパニー
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神奈川県横浜市都筑区中川中央1-37-6 セントラルヴィラ501
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